壮行会

2014/07/27 (��) 06:23 | Thinking

DSC00061
yoko sendo-off party
私には、姉妹の姪(妹の娘2人)がいる。その1人の姪、陽子が15年間勤めた大手企業を退社し、起業した。家族が集まって壮行会をすることになった。
母親だけに育てられてきた彼女らを見守って来た私にはとりわけ感慨深かった。
またこの日は陽子の二男の5歳の誕生日と重なり大いに盛り上がった。

起業した姪、陽子は小さい頃から良し悪し両方の意味での頑固さを持ち合わせていた。自分の考えや思いがぶれる事なく信念を貫く心の強いタイプだ。その一方、小学生の頃に将来の夢を聞いた時には「お姫様になりたい〜」という可愛らしい夢の持ち主でもあった。そんな陽子は順調に目指した大学、企業に入社した。

実直な人柄の夫と結婚して2人の息子の母親となり、育児に奮闘、会社勤めと多忙を極める中、将来の自分の夢の実現に向かい数年前から準備を始めていた。学習・研修・実習・更なる学習・資格取得と数多くのスッテプと実績を踏んでいた。そしてついに、カウンセリングの認定コーチとなり「親子・子育・夫婦関係修復」を専門分野とした。週末には日帰りで地方でのセミナーへと、平日の夜はスカイプや電話での相談を受けている。家庭の仕事もこなしながらだ。心の糧をしっかり持っている陽子は数十年先を見据えて仕事をしているように私には見える。

壮行会はシャンパンの乾杯で始まった。食事中に祝いや勇気付ける言葉を尽くした。それぞれがお祝いの贈り物を用意していた。私は屋号が彫られたボールペンにした。会は賑やかに家庭的な雰囲気の中であっと言う間に4時間あまりが過ぎてしまった。最後に二男のバースデ−ケーキで締めくくた。

思い出すと、陽子は小学生のころから大学生の間たびたび家族、友人、又は一人で夏休みにカイロとパリに遊びに来ていた。カイロの時はいつも長期に滞在して私の農場でのびのびと自然に触れていた。彼女を自転車の後ろに乗せて農場内を走り仕事の手伝いもしてくれた。私が日本に一時帰国する際は妹の家に滞在するので当然陽子はいた。久しぶりに帰ってもあたかもずっと一緒にいたように身近に感じていた。

若い年代の人が着々と自分の目的を達成しようと懸命に働く姿を見るのは清々しい気持ちがする。確かに見ている者を元気にさせますね。その証拠に私は好きな事に挑戦することや、とにかくやってみるという精神を彼女からも学んだ気がする。心から陽子を応援していこう。
興味のある方がいらしたら陽子のサイトを訪ねてみてください。

仕事名:愛川よう子 http://ameblo.jp/ud-ikuji/