ジャヴィエ・フェルナンデーズ

2004/09/21 (��) 04:04 | Arts Vues, Le Pont

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ジャヴィエ・フェルナンデーズ(1951年コリマ、メキシコ生)は、熱帯的で豊かな色彩と抽象的な形態を結び付けている。
1995年まで、具象のモチーフが構図を支えていたが、その後作品は、画家の感情や感覚、秘められた世界に向かって自由に飛翔した。
爆発的あるいは心静かなバイタリティー、純色の増殖、敏捷な動きの祭典、ジャヴィエ・フェルナンデーズの絵画はまさに生命の礼讃とも言える。
軽快さと官能 性のデリケートなバランスで、彼のキャンバスは、喜びと調和の輝かしい記憶を呼び起こす。恐らくそのために ≪赤に触って下さい≫、 ≪ポタージュ≫、 ≪ラジオフィップ≫、≪アベス≫、≪ノチエシータ≫など、観る人に共感を与え、我々の同伴者となってくれるのである。フランス、アメリカ、メキシコ、スペ インで、数多くの展覧会をした後、ジャヴィエ・フェルナンデーズは、再びパリにやって来た。そもそも画家としてデビューしたのがパリで、彼は≪あふれんばかりのエネルギーや光、喜び≫から多くの滋養を得た。恐らくパリの冬の厳しさが、夜や雨の日の日没を描く気にさせたのであろう。
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万端の準備を整えて冬を迎 えようと、この夏、彼はパリで情熱的に仕事をすることを望んだ。展示される大部分の絵は、パリの夏の成果である。
ナタリー・レジェ=クレッソン 2004年6月