小さな毎日のあたりまえに感動し、書き綴る。連なる筆跡しっかり残し、人生丸ごと楽しんでいる。

気持ちを一新してブログの再開をすることになり嬉しい。
ブログを再会するにあたり思う事が幾つかあるので書く事にした。

2009年6月に帰国してはや5年が過ぎようとしている。周囲の人たちと自分の考え方が少しずれていたりするのを修正しながらも毎日の新しい生活に新鮮さを感じていた。大きく変化した町並み、大人、若者の装いの変化や娯楽の多様化など書ききれない程の変化を見た。それに早く馴染みたいと思っているさなか、３．１１の大震災が起こった。社会の一人ひとりが人間の無力さを嘆き暗く辛い日々を過ごした。わたしも当然、人生とは、命とはと考えを巡らしていた。
その矢先に突然起った妹の闘病生活。妹に付きっきりとなって2年が過ぎて行った。人間が生きることの意味や、命のことを深く考えた数年だった。妹は回復に合わせ私の近くに引っ越しをして新たな生活を始めた。

人生何が大切かと自分に問いかけた。毎日のちいさな出来事を大切にし、一つひとつに意味があることを理解し積極的に生きていこうと思った。日々起る
小さい出来事をブログに書いてみることは私に取ってとてつもなく楽しい事のように思えるし、今日は今日、明日からまた未来が始まるのだと思うようにしている。

そしてこのブログに、アーカイブの覧も作りフランスでしていた活動も閲覧できるようにした。多くの展覧会や、文章作品も全てが閲覧できるようになるので是非訪ねてみてください。