下町ぶらぶら散歩
貴重な晴れの今日は友人と下町レトロを楽しもうと日暮里駅からぶらぶらと古い町並みを歩いた。細い路地は一戸建ての家が軒並び。綺麗に整頓されている玄関先には花でいっぱいの植木鉢。
この辺りは寺がたくさんある。
しばらく歩いて着いた所は朝倉彫塑館。
朝倉文夫、娘の摂と響子の三人展を見学。
コンクリート造のアトリエ棟と木造住宅棟がうまく調和している。中庭は池のある伝統的な日本庭園だ。アトリエは外の明るさが存分に取り入れられている。以前にパリでみた個人のアトリエのようだ。彫刻と絵画そして建築を観てまわりそこを後にした。
ぶらぶら坂を下ると谷中銀座通り。周辺に住む人たちの買い物する商店街だろう。
外国人の観光客が多くいた。雑貨、古着、骨董から魚屋、肉屋、パン、スパーと何でもありだ。
途中でお昼を食べ、30分ぐらい歩いて上野へ行った。少し疲れたが、吹いている風はもう秋のようで気持ち良い。上野公園は銀杏があちらこちらに散っていてかおりが広がっていた。
友人の案でお茶を飲もうと国際子ども図書館へ行った。この図書館は明治時代の煉瓦建築。
中の天井、階段、扉など明治期のダイナミックな空間がいくつもあった。明治期も図書館の役目を果たしていたそうだ。
ゆっくりお茶を飲みながら話しが弾む。年内に友人はダイヴィング旅行や瀬戸内海旅行に行くと言っていた。彼女はとても元気だ。羨ましい!
子ども図書館ではどんな本を置いているのか見てまわった。図鑑の種類がたくさんある。その内姪の息子2人を連れて来たいと思った。
帰るのに上野駅に向かう途中にある国立西洋美術館を外から見学。ル・コルビュジエ氏の建築だ。
5時近くになったので帰途に着く。
秋の風を感じながら歩く上野公園は良かった。
紅葉そして桜の季節を待つ人たちがたくさんいるんだろうな…。
また来ようと約束。