自然とテクノロジー
会報誌第二号の発行に至りました。
今回、会報誌のテーマとして自然とテクノロジーをとりあげました。
フランスの長い冬、そして不順な気候から解放されて、春から食卓での話題、カフェでの友達同士の話しの話題となっていたまちに待った夏休みを満喫しに、多くの人達は今迄遠のいていた自然の中で、それを身体で触れ、目に触れ、充分に自然にひたった夏休みを過ごされたことでしょう。そして、自然は人間に多くの豊かさ、活力を与えてくれるものだと感じて夏休みを終えた多くの人達は9月にはその自然と離れ、再び職場に戻り、コンピューター、ハイテク機等を目の前にして高度テクノロジーにひたる生活が始まりました。自然はいつも我々のまわりにあるにもかかわらず、ハイテクの多様化で急がされた毎日を終えることで精一杯と感じる人達は多いことでしょう。
Le Pont no.2 では、ハイテクの職場で働く女性、自然を職場として働く男性、芸術の分野で働きながら、いつも自然に触れることを求める女性との3つの作品を発表します。