子供と絵、湧き出るイマジネーション! クレール・ラポルトの絵画教室

2005/09/18 Sunday 12:02 | Le Pont, Passion


10年前から、私は近所の子供たちに絵を教えている。私の指導目的は、生徒たちに様々な芸術や文明の歴史に興味を持たせることにある。
今年取り上げたテーマは、一学期が画家ジョルジュ・ブラック、二学期が日本とアフリカの文明、三学期がシュールレアリスム運動であった。これらのテーマは「芸術家の卵」の個性を尊重しながら、できる限り彼らの創造性を引き出すための材料として使っている。新しいテーマに入る時は、生徒たちに先ず自分たちの周囲を注意深く観察することを教えている。そのために、ふつう関連する事物を持参して、画家の世界を再現したり、文明について説明することにしている。日本芸術の導入には、先ず数冊の本を見せ、日本画の中では五大(地・水・火・風・空)が重要な役割を果たしていることを説明した。そして着物の袖や裾などの動きを実感してもらうために、ハンガーに着物を掛けて見せたりもした。子供たちは新しいテクニックや世界中の様々な芸術を発見することに胸をときめかす。その証拠に展覧会の時、全員が夢中になって折り紙を習っていた。






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