夏の旅行
秋の連休が始まった。秋晴れが期待される連休だ。この時期に軽井沢へ行っていたらな〜と思いながら雨の夏休みを振り返った。
東京の残暑を避けようと前もって東京から近い軽井沢の夏休みを計画した。
出発がせまった数日前から東京は雨、気温も下がった。軽井沢も雨の予報。
前もって宿泊地に送った荷物には傘を入れておいたが出発の日が雨でもう一本の傘を持って出かけた。猛暑から逃げて涼しい軽井沢を楽しもうと考えていたのにがっかりだ!
雨でも楽しもうと予定を変更して美術館めぐりを考えたが一緒に旅行する妹は病後で治療の副作用で足が痛く長く歩く事が出来ないのであちらこちらの美術館巡りにつきあわせるのは無理だった。
最悪はホテルで食事を楽しむだけかもしれないと。それはそれで良いとした。
翌日の天気予報は曇りとあった。半日でも雨さえ降らなければ以前行った事がある塩沢湖畔に広がるタリアセン自然公園で散歩が出来るしそこにはペイネ美術館(フランス人の画家)や画家深沢紅子の花美術館もある。美しい一軒建ちの花美術館の一階にはレストランもある。
予報が当たり翌日は曇りだった。そして寒かった。朝食をすませてタクシーで塩沢湖のタリアセンへ。軽井沢駅から西南に15分の所だ。
紅葉の季節ではないけれど湖畔の樹木や花が美しかった。新鮮な空気が体全体にしみるほどだった。観光客がだんだん増え湖でボートを漕ぐ家族、肥ったアヒルに餌上げをする子供たちがいた。
ゆっくりと湖畔を散歩。妹が疲れた時は湖畔が眺められるレストランで休んでもらった。その間私は一人で写真を撮りながらペンネ美術館周辺、湖の中の島へと足をのばした。
昼食は敷地内の高台にある花美術館のレストラン。旬菜パスタで定評のあるレストランだ。シェフの気まぐれパスタは絶品だった。
タリアセンからタクシーで10分中軽井沢の現代美術館へ。ここでは、海外で高い評価を得た草間彌生、奈良美智の作品を中心に展示されていた。ここへは以前から来たいと思っていたので実現出来て良かった。椅子も置かれていたので妹には問題がなかった。
次の日は一日中雨。次の日も。幸いに観光客で混雑していなかったせいか傘をさしながら街中を歩くのも悪くはなかったが。。。でも、やはり夏の避暑地は、短い滞在の者には雨ではない方がいい。今年の夏の天気は異常だった。急に暑くなり、雨、そして気温が下がり予報が難しい天気だったようだ。
さあ!これから九月の連休、遠出はしないが秋晴れを満喫しよう!