世界報道写真展

2014/07/06 Sunday 08:19 | Thinking

先々月5月の「101年のロバート・キャバ」の展覧会を見逃して残念に思っていたので早速世界報道写真展に東京都写真美術館を訪れた。キャバのように戦時中、戦後、を撮り続けた彼の写真とは全く違うが、今日のITの高度な技術で世界がより身近に感じる時代になったにもかかわらず私たちに知らされないことが起きている社会を浮き彫りにするような写真が多くあった。プロの報道写真家が9つの部門の賞を競い合う作品の写真展だ。「現代社会の問題の部」の一位のジョン・スタンマイヤー作の「ジブチ共和国の出稼ぎ労働者」(写真1)、フィリピンのサイクロンの痛ましい姿、インドの先天性色素欠乏症の子供達の写真等々、受賞した53人の作品100点余りが展示されている。国と地域から5757人の写真家が参加しその中から厳選された作品の世界規模の写真展だ。心が暗くなってしまいそうな写真がほとんどだったが自然がテーマの爽やかな写真もありホット一息できた。写真は公式カタログから引用。www.syabi.com
www.worldpressphoto.org

1

1 ジブチ共和国の出稼ぎ労働者 ※1


2

2 John Tlumacki


3

3 Chris McGrath


4

4 Ezra Shaw






おすすめの記事