Parting with France

2009/08/25 Tuesday 20:43 | Thinking

L'ambroisieL'ambroisie
2009年3月に約9年続いたARCK文化交流協会を閉鎖して6月1日日本へ帰国しました。

4月、5月は閉鎖に関しての事務的手続きと自分の引っ越し荷物の準備に謀殺されました。
残念ながらやり残したことは沢山!そんな中でも、帰国まで絶対にしなければならない一つの事が頭の中にちらついていました。
フランスの食文化の一部を知る!その為に三ツ星レストランへ行きたい!パリにある三ツ星レストランについてはたびたびその評判を耳にしていました。そこで是が非でも実現させるために、パリにある全ての三ツ星レストランを制覇した食通の友人に事情を話し協力を求めました。友人はパリのヴォ-ジュ広場にあるL’AMBROISIEを選んでくれました。予約完了!

レストランは貴族の館をそのままレストランにしてあるので、正面入り口を入ると幾つかの小さな居間に分かれていてそれぞれに3~5のテーブルが置かれダイニングルームになっています。天井には巨大なシャンデリア 壁にはゴブラン織りの壁掛けと、中世貴族の館の様子を見せつけるものでした。さぞかしお客はそこに相応しい服装で来るのだろうと思っていたら意外にカジュアルなよそおいで驚きました!三ツ星レストランといっても気楽に行けるということらしいですね。正装している給仕はシャツスタイルのお客に丁重なもてなしをしていました!

L'ambroisieL'ambroisieL'ambroisieL'ambroisieL'ambroisieL'ambroisieL'ambroisieL'ambroisie

いよいよ注文、友達が流暢なフランス語で注文をしてくれたお陰で大助かりでした。注文した前菜からデザートまでの料理と、シェフ自筆のカルトの写真を掲載します。写真の中に食べかけたのが映っていますが食べるのに夢中でした。すみません!カルトには二人分の前菜、メイン、デザートと最後の行にはワイン製造畑や地名が記されています。このカルトが手渡されたのは食後のサプライズでした。いい思い出になるのは必然!皆さん、百聞は一見にしかずと言われています。パりの楽しみとして是非お試しください!の一言ですが、美味しさはさすがとしか言いようがありません。うまく説明できないのですが、特に食材の新鮮さを味わえる絶妙な料理とシンプルな皿に描かれた絵のような盛りつけ方は実に美しいです。私はこの初めての体験に大満足しその味を心に秘め5日後帰路につました。今、東京でカルトを手にして料理の写真をみながらあの味の再現に余念がありません。






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